まとめ
今回紹介したように、激しい咳によってあばら骨が骨折してしまうというケースは非常に多いです。
特に高齢の女性の場合、激しい咳を繰り返すことで、腰椎などにもダメージが残ることもあります。
骨折をして痛みが出ることで、より日常生活が制限されてしまい、全身の免疫力も低下します。
それによって元の疾患(咳の原因になっている病気)が悪化する、という悪循環が生まれてしまいます。
だからこそ、骨に影響が出る前に、咳を止めるということが非常に重要になります。
激しい咳や身体に痛みを感じるほどの咳が出ている場合には、できるだけ早く呼吸器専門医を受診しましょう。
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医学博士 三島 渉 (横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長)
最終更新日 2021年03月31日
インフルエンザや花粉症、喘息や肺炎など、様々な病気で咳の症状が発現することがありますよね。
場合によっては、あまりにも激しい咳が出続けるため、夜眠れなくなってしまうという人も少なくありません。
咳のしすぎであばら骨(肋骨)や腹筋などに痛みが出現することもあり、ひどい場合にはあばら骨にヒビが入ってしまうようなケースもあります。
そこで今回は、激しい咳によって、あばら骨付近に痛みが生じている場合の対応についてお伝えします。
1. 激しい咳は体全体に影響する
一般的な咳症状であれば、体全体に痛みが生じるということはありません。
せき込むことで喉や胸に軽い痛みが出ることはあっても、あばら骨や腹部にまで痛みが出ることはまずないでしょう。
しかし、持続的に激しい咳が続くことで、体中の筋肉は疲弊し、首や肩、あばら骨や腹部にも痛みが生じる可能性があります。
多くの場合は筋肉痛などに近い症状であるため、咳の原因となる病気を治療することで自然と全身の痛みも軽快します。
しかし、その中の一部には、骨へのダメージが残ってしまう場合があります。
2. あばら骨の疲労骨折
咳で骨に異常が生じる場合の多くは、激しい咳によるあばら骨(肋骨)の疲労骨折です。
一度の大きな衝撃や圧力によって生じる一般的な骨折とは違い、同じ部位に小さな力が繰り返し加わることによって、該当部位の骨にひびが入ってしまったり、折れてしまったりする骨折のことです。
全身に筋肉痛が出現するほどの激しい咳の場合、必然的に胸部の骨にも少しずつダメージが蓄積します。
激しい咳が長い時間続き、それが毎日繰り返されることで、丈夫な骨にもヒビが入る場合があります。
骨折とはいえども、初期の段階であれば症状は軽く、激しい動き(咳も含む)をしない限り、日常生活で痛みを感じる場面は少ないでしょう。
また動作時に痛みを感じることがあっても、それほどひどい痛みではないため、そのまま放っておいてしてしまうことが多いです。
しかし、咳の原因が喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性疾患である場合、長期的に咳が繰り返される可能性が高く、疲労骨折が進行してしまう恐れがあります。
疲労骨折が進むと、普通の動作をしただけでも痛みを感じるようになり、疲労骨折している部位に触れられる場合は、押すと痛みを感じる圧痛が生じることもあります。
【参考情報】『疲労骨折とは?』一般社団法人日本骨折治療学会
◆「咳が続く時に心配な病気の症状・検査・治療の基本情報」>>
3.
激しい咳であばら骨にヒビ?肋骨の痛みに要注意 | 横浜弘明寺呼吸器内科クリニック健康情報局
白クマ先生の子ども診療所|日本医師会
子どもの訴える痛みについては注意が必要
子どもは、体のどこかが痛いとき、その意味他について説明することがうまくできません。そのため「お腹が痛い」と訴えるときでも、実は「胸の痛み」であったりする事がたまにあります。胃炎など消化器系の病気でも、胸を痛がることがありますから注意して確かめる必要があります。
肺炎による胸の痛み
長期間せきが出続けると、胸痛を感じることがあります。肺炎や喘息などで胸に痛みを感じたりするのはそのためです。風邪をこじらせたときや、子どもの肺炎としては、マイコプラズマによる肺炎もあります。
マイコプラズマ肺炎とは? マイコプラズマは一般的な細菌より小さく、細菌に見られる細胞壁を持っていません。またウイルスとも違い、別の生物の細胞が無くても増殖することができ、細菌とウイルスの中間的微生物なのです。
以前は4年周期に発症すると言われていましたが、最近は一定の周期ではなく、ある地域に散発的に流行が常時起こっているようです。この肺炎は5~9歳の年齢によく起こると言われていますが、低年齢でも発症率は決して低くはありません。5~9歳の子どもには典型的な症状があり、疑って診断しやすいため、病気の特定がしやすいのですが、低年齢ほど普通の風邪と症状が区別しにくいため、診断があいまいになっているという理由もあるようです。一般のかぜ同様飛沫感染で、保育園などの集団生活で流行が起こります。潜伏期は2~3週間と言われています。
症状としては「熱」と「持続するせき」です。熱はあまり続かず、せきに特徴があります。肺炎と言われますが意外と全身症状がよいことが特徴です。
診断は胸のレントゲン検査で特徴的な肺炎像で、確定診断は血液検査でマイコプラズマの抗体が上昇していることを確認して行います。
肺炎は一般的に診断がついたときに入院治療することが原則ですが、全身状態がよいときは外来治療でも可能な場合があります。熱が持続していたり、肺炎像が広くみられるときには入院治療がよいでしょう。
マイコプラズマ感染症とは?